COUNSELING

カウンセリング

1. 催眠行動療法とは?

はじめに催眠療法とは何かを定義すると「他者あるいは自己が暗示をかけることによって、 催眠をかけられる人の感覚や知覚、認知、行動に様々な変化を経験させること。」と言えます。

つまり、当センターの催眠行動療法とは、ヒプノセラピスト(催眠療法士)がかける言葉(暗示)により クライアントを日常の意識状態と違った変性意識状態に誘導し、 非日常意識状態のなかで潜在意識に働きかけて過去についての適切な「物語り」を発見し、 さらに過去の傷ついた自我状態にフォーカスしその存在に寄り添い語りかけることにより癒し、より望ましい「物語り」の再構成を可能にし、知覚や行動の変化をもたらし、 心理的、行動的、身体的治療を行なうものです。

催眠による変性意識状態下では、平素感じるような様々な思惑から解き放たれ深くリラックスするとともに、 集中力が高まりますので過去の記憶が鮮明に浮かんできます。

また、変性意識状態ではクライアントの抑圧的な深層心理に直接コミットすることが可能ですので、 他のカウンセリングのように長い年月を経ずに短期間で問題の核心部分に到達することができます。

従って変性意識状態では感情表出がスムースになり 抑圧されていた感情の解放をうながすためにたいへん有効な療法と言えます。