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15 8月 2014

第99回 ACIMマスターマインドグループのお知らせ!

第99回 ACIMマスターマインドグループのお知らせ!

朝、目覚めて吉福伸逸さんを思い出した。

1960年代をアメリカで過ごしベトナム反戦運動と公民権運動をまじかに目にし、
1973年に日本に戻り、トランスパーソナル心理学会の礎を創られた方です。
当時、日本の精神•心理学界に大きなムーブメントを起こし一世を風靡されました。

が、80年代半ばに、再度日本を離れハワイに居住地を移され、
第一線から退き、主だった活動をやめてしまった方です。

それから10年後、時は21世紀を迎えようとしている時に、
私は突然、伝説化していた吉福さんを思い出した。

そしてどうしてもお会いして、何故、10年前に日本を捨てたのか?
あの頃何が起きていて、何を考え何に絶望したのか?

思いつくと、行動せずには居られない私は、
いきなり日本から吉福さんにアポイントを取り付け、
ハワイに飛びノースショウアの吉福さんの家の玄関先に立ったのだ。

ノースショウアはオワフ島北部のサーファーの聖地と呼ばれ、
ワイキキビーチとはまるで趣の違うローカルな海辺の街でした。
彼の地で、吉福さんはパートナーとともに、
安定した家庭や居場所を持たない少年達を自宅に引き取り、
彼らと生活を共にしながら、毎日サーフィンだけをしているとのことでした。

私が訪ねたその日も少年達と海に出かけており、
暫く待つと、4~5人のティーンエイジャーと一緒に、
サーフパンツとタオル姿で帰ってこられ、

たったひとつの質問のために日本から来た私に、今更に驚き、

「本当に、それだけのため日本から⁈」
「はい、何故日本を捨てたのかが伺いたくて…。」

実は、この時私達は初対面でした。

今思い出すと、相当不躾で乱暴な出会いでしたが、
吉福さんはしっかりと受け止めてくださり、
私達は午後の数時間を少々雑然としたリビングで
潮の香りの染み込んだカウチで、これからの日本の臨床心理領域について語り合ったのです。

日本に戻る機内で、日本に帰って来ても、
実は私は納得していませんでした。

今朝、吉福さんを思い出したのは、先日、野本律子さんのマンションで
癒しのピアニストとして有名なウォンさんと数年ぶりにお会いしたからです。

あれから、14年が経ちました。
私も「」付きの手垢にまみれた心理学には興味を失い。
彼のあの日の答えを思い出しています。

第一線から退いた理由は、
「もし、僕が誰かのためになれるとしたら、たった一人に影響を与えられるのが精一杯と気づいたから。」でした。
ACIM を学ぶ今は、以前とはまるで違う答えとして考えられます。

今夜も其れそれのACIMのこころを持ち寄ってお会いしましょう!
常に、ホーリー•スピリットと共に在りますように!